ダブルバインドを避けて 2 Way のアウトプットを 心掛ける – キッズ英会話 講師の視点

Psychology

ダブルバインドを避けて 2 Way のアウトプットを 心掛ける

この記事は MyPace English (MPE) の英会話講師との 研修・打合せの際の 対話の 一部を 抜粋・編集したものです。

子供英会話のレッスンが、成人のレッスンと異なる点として、子供は 2つの異なる 基準やルールを 同時に課されると、混乱してしまうところにあります。

これは 成人のレッスンにも 当てはまることですが、成人は 学習・仕事には 矛盾があるものと 知っている。 また マルチタスク (multitasking) できる能力を習得して 上達や 達成に 近づく方法があると 経験上知っている人が多いので、「相反する基準やルールを設け、適度なプレッシャーを与える」と うまく行く場合もあります。

2つの異なる 基準やルールを 同時に課すことを 心理学用語で ダブルバインドDouble bind) と言います。

ダブルバインド(Double bind): ある人が、メッセージとメタメッセージが矛盾するコミュニケーション状況におかれること。この用語はグレゴリー・ベイトソンによる造語である。 わかりやすく喩えると、親が子供に「おいで」と(言語的に)言っておきながら、いざ子供が近寄ってくると逆にどんと突き飛ばしてしまう(非言語的であり、最初の命令とは階層が異なるため、矛盾をそれと気がつきにくい)。 呼ばれてそれを無視すると怒られ、近寄っていっても拒絶される。子は次第にその矛盾から逃げられなくなり疑心暗鬼となり、家庭外に出てもそのような世界であると認識し別の他人に対しても同じように接してしまうようになる。 引用: Wikipedia より

心理学に詳しい人であれば、ダブルバインド二重拘束統合失調症 という流れで ダブルバインドを理解しているかもしれませんが、ここでは もっとライトなレベルで 取り上げています。

ダブルバインド知らずのうちに相手を追い詰めてしまう可能性がある、特に子供の場合 と 覚えてください。

自分らしく、個人レッスン!

英語センテンスの オーラル・アウトプットの一例

キッズ英会話の個人レッスンでは (1) 音声 (Phonetics)、(2) 音韻 (Phonology)の 2つの観点から 発話される 英語の音 を精査していきます。

音声: 英語の口の形を 作る ⇒ 口の形を しっかり作るために、ゆっくり英語を 等時間隔で 発話してもらいます。

音韻: 音韻・イントネーション ⇒ ある程度の スピードが 英語にないと、音韻・イントネーションは 生まれません。(ストレス・タイミング – Stress-timing)

音声チェックでは ゆっくり・等時間隔、音韻チェックでは 速く・ストレスタイミング と、2つの相反する 指示を入れる事になる。
ゆっくりを優先すれば 音韻が生まれないし、スピードを優先すれば 音声が カタカナ風 になってしまう。

音声 と 音韻 が 簡単には 連合しない – これが 軽い ダブルバインド にあたります。

これを避けるために 2回 英語センテンスを 発音してもらうことを お勧めします。

最初は 等時間隔で、アクセントのある 母音と、子音(特に 有声子音)を チェック。
次に スピードを つけて ストレスタイミング で発話。 弱母音はここでチェック。

このように 2回に分けて 英語センテンスを発話してもらうようにしましょう。

2つの要素(音声と 音韻)が 連動するまで、時間がかかりますが、部位の技術 を 統合・連動させるという点では スポーツと同じ考え方です。 下記の 引用を 参考にしてみてください。

「人間の行為は単一の部位での運動ではなく、多くの部位が連動することで成り立っています。 より複雑な運動が絡み合うスポーツにおいても「連動性」はパフォーマンスを高める上で重要視されています。 - JARTA(Japan Athletes Rehabilitation Trainers Association)

東京で 英会話講師になろう!

MyPace English(マイペース・イングリッシュ): 英会話講師になって 英語を教えましょう! MPE は登録制の 英会話 家庭教師。 東京・東京近郊で 英会話 個人レッスンを展開しています。 翻訳・通訳のノウハウを取り入れた 論理的で深みのある プログラムは 他の英会話スクールには真似できないもの。 お医者様や 経営者、そのご家族が多い 知的で豊かな 仕事環境。 好待遇、高時給を用意して お待ちいたします。 通年の募集・求人だから 今すぐ 応募!

お勧めの 記事があります ↓ ↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました